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vol.8「時の流れ」

こんにちは。
清水 空(Sola Shimizu)です。

mixiでも少し書いたのですが、
先日、大切な人と久し振りに会ってきました。

大切な人ほど、久し振りに会うのは怖いと感じます。
あの時とは、お互い成長し変化しています。
「あの頃と同じ感覚では会えなくなっているんじゃないか?」
そんな怖さがあるのです。

これが時の流れが持っている1つの面でしょうね。

話しは変わりますが、
赤塚不二夫さんの葬儀の際のタモリさんの弔辞に感動した人も多いかもしれませんね。

あれが8月7日のことでした。
そのとき、日常の中で受け入れられないことがあった人も、
「これでいいのだ」という言葉に随分と助けられたのではないでしょうか。

それから僅か10日あまり。
今また受け入れられないことや我慢できない気持ちが芽生えたりすることもあるかもしれません。

それが、時の流れが持っているもう1つの面でしょう。

でも、忘れてもいいのです。
「忘れる」のは本来人間が持っている機能です。
これがあるからこそ、辛い記憶だって、薄くなっていくのです。

時の流れが持つ2つの面、「成長」と「忘却」。
どうせなら、自分を責めるために使うのではなく、
自分をラクにするために活用してみませんか?

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vol.7「わからないとき」

「何をしたらいいのかな?」
「考えてもわからないな。」
「わかったはずの答えを、また何度も考える」

 

アタマで考えてもわからないときは誰にでもあるかもしれませんね。

 

辛くなければ、好きなだけ考えてもいいでしょう。

 

でも、考える辛さに耐えられないときは、ハートで感じてみてもいいかもしれません。

 

もしかすると家にいるのが辛いのかもしれません。
ちょっと外に出てみたいとハートが感じたら、外に出てみればいいのです。

 

歌いたければカラオケに行ってもいいかもしれません。
好きなスポーツをしてみてもいいかもしれません。
ガーデニングで自然に触れてみたければ、それでもいいでしょう。
アロマセラピーやお香でリラックスできるかもと思えば、それもやってみませんか?

 

動いてみて、うーん、ちょっとイマイチと感じたら、
また別のことを試してみればいいんです。

 

アタマだけで生きている人なんていません。
アタマで考えて行き詰まったら、
ハートが感じていることに耳を傾けて
動いてみてもいいのではないでしょうか?

 

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あなたはすべての人を快く受け入れました

タモリさんの弔辞は、

もうご存知の人は多いかと思いますが、
なんだか私もブログに載せてみたくなりました。

心に響くものがあるかと思いますので、
もし、まだ読んでいない方がいらっしゃれば。

以下、弔辞全文です。


 「8月の2日に、あなたの訃報に接しました。
6年間の長きにわたる闘病生活の中で、ほんのわずかではありますが、回復に向かっていたのに、本当に残念です。
われわれの世代は、赤塚先生の作品に影響された第一世代といっていいでしょう。

あなたの今までになかった作品や、その特異なキャラクターは、私達世代に強烈に受け入れられました。
10代の終わりから、われわれの青春は赤塚不二夫一色でした。

何年か過ぎ、私がお笑いの世界を目指して九州から上京して、
歌舞伎町の裏の小さなバーでライブみたいなことをやっていたときに、あなたは突然私の眼前に現れました。
その時のことは、今でもはっきり覚えています。赤塚不二夫がきた。
あれが赤塚不二夫だ。私をみている。
この突然の出来事で、重大なことに、私はあがることすらできませんでした。

終わって私のとこにやってきたあなたは
『君は面白い。お笑いの世界に入れ。8月の終わりに僕の番組があるからそれに出ろ。
それまでは住む所がないから、私のマンションにいろ』と、こういいました。

自分の人生にも、他人の人生にも、影響を及ぼすような大きな決断を、この人はこの場でしたのです。
それにも度肝を抜かれました。それから長い付き合いが始まりました。

 しばらくは毎日新宿のひとみ寿司というところで夕方に集まっては、深夜までどんちゃん騒ぎをし、
いろんなネタをつくりながら、あなたに教えを受けました。いろんなことを語ってくれました。
お笑いのこと、映画のこと、絵画のこと。ほかのこともいろいろとあなたに学びました。
あなたが私に言ってくれたことは、未だに私に金言として心の中に残っています。
そして、仕事に生かしております。

赤塚先生は本当に優しい方です。シャイな方です。
マージャンをするときも、相手の振り込みで上がると相手が機嫌を悪くするのを恐れて、
ツモでしか上がりませんでした。
あなたがマージャンで勝ったところをみたことがありません。
その裏には強烈な反骨精神もありました。
あなたはすべての人を快く受け入れました。
そのためにだまされたことも数々あります。
金銭的にも大きな打撃を受けたこともあります。
しかしあなたから、後悔の言葉や、相手を恨む言葉を聞いたことがありません。

あなたは私の父のようであり、兄のようであり、そして時折みせるあの底抜けに無邪気な笑顔は
はるか年下の弟のようでもありました。
あなたは生活すべてがギャグでした。
たこちゃん(たこ八郎さん)の葬儀のときに、大きく笑いながらも目からぼろぼろと涙がこぼれ落ち、
出棺のときたこちゃんの額をピシャリと叩いては『このやろう逝きやがった』とまた高笑いしながら、
大きな涙を流してました。あなたはギャグによって物事を動かしていったのです。

あなたの考えは、すべての出来事、存在をあるがままに、前向きに肯定し、受け入れることです。
それによって人間は重苦しい陰の世界から解放され、軽やかになり、また時間は前後関係を断ち放たれて、
その時その場が異様に明るく感じられます。
この考えをあなたは見事に一言で言い表しています。
すなわち『これでいいのだ』と。

いま、2人で過ごしたいろんな出来事が、場面が思い出されています。
軽井沢で過ごした何度かの正月、伊豆での正月、そして海外でのあの珍道中。
どれもが本当にこんな楽しいことがあっていいのかと思うばかりのすばらしい時間でした。
最後になったのが京都五山の送り火です。
あのときのあなたの柔和な笑顔は、お互いの労をねぎらっているようで、一生忘れることができません。

あなたは今この会場のどこか片隅に、ちょっと高いところから、あぐらをかいて、肘をつき、
ニコニコと眺めていることでしょう。
そして私に『お前もお笑いやってるなら、弔辞で笑わせてみろ』と言っているに違いありません。
あなたにとって、死も一つのギャグなのかもしれません。
私は人生で初めて読む弔辞があなたへのものとは夢想だにしませんでした。

私はあなたに生前お世話になりながら、一言もお礼を言ったことがありません。
それは肉親以上の関係であるあなたとの間に、お礼を言うときに漂う他人行儀な雰囲気がたまらなかったのです。
あなたも同じ考えだということを、他人を通じて知りました。
しかし、今お礼を言わさせていただきます。
赤塚先生、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
私もあなたの数多くの作品の一つです。
合掌。

平成20年8月7日、森田一義」

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vol.6「悔やむこと」

悔やむこと。
「あのとき、あんなこと言わなければよかった。」
「なんで、あんなことしちゃったんだろう。」

いつまでも後悔することって、時にはあるかもしれませんね。

自分自身を責める。
時にはそれも仕方のないことかもしれません。

でも、、、
そのとき、悪意があったのですか?
そうするしかなかったんじゃないですか?
それでいいと思ったからの発言・行動だったんじゃないですか?

それなら、そのときのあなたは正しかったのではないでしょうか?
そして、今のあなたなら、もう同じことは繰りかえさないでしょう。
今のあなたはそのときよりも成長しています。

だから、、、
あなたという存在を責めるのは、そろそろ卒業してみませんか?

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vol.5「何だか不安なとき」

何だか不安
理由はよくわからないけれど、今の状況に不満。
恋人とはうまくいっているようだし、
仕事もまあまあ。
まわりから見れば、とても充実しているように思われるみたいだけれど、自分としては何か物足りないような、漠然とした不安を感じる、、、

そんなことってありますか?

不安の正体って何でしょうね?

こんなときはこんな質問をあなた自身にしてみてください。
「このまま過ごしたとしたら、半年後、1年後、3年後、私はどうなっていると思う?」って。

イメージできるあなたの姿から、不安の正体がわかるかもしれませんよ。
不安の正体が少しでもわかるだけでも、安心できるものです。

実は私もときどき使っています。
かなり効果があるのでオススメです。