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vol.11「Be, Do, Have あなたの順番は?」

今日は敬老の日ですね。
あるお金持ちの人に教えてもらった言葉を思い出しました。

「ホリエモンはライブドア事件で信用を失くした。
ビジネスの世界で再起するのは難しいだろう。
でも、資産数億円を築いているから、
何もしなくても利息だけで何不自由なく暮らせている。
彼は成功者と言っていいだろうね。」
「君は老後のことを想像したことはあるかい?
今のようにバリバリ働いていられないだろう。
働けなくて、年金や社会保険も崩壊寸前で当てにならない。
その上、年を取れば医療費だってかかる。
それまでに、資産を築いておかなくちゃ。」

お金を得る(Having)。
そうすれば、何不自由なく暮らせる(Doing)。
だから、幸せを感じられる(Being)。

本当にそうでしょうか?

ある男性のお話しです。
彼は若い頃、お金に恵まれていた時期がありました。(Having ○)
仕事もプライベートも好きなことをして暮らせました。(Doing ○)
しかし、幸せを感じられませんでした。むしろ、孤独で毎日が辛かったです。(Being ×)

あるとき、彼はお金を一切失う状況になりました。
もちろんお金に頼っていた今までの行動はできなくなりました。
そんなときにカウンセリング・ルームに足を運んだそうです。

カウンセリングを受けた彼は、自分の足りないところではなく、残っている部分、つまり足りているところに目が向くようになり、気持ちは随分とラクになりました。
自然に笑うことも増えたそうです。
小さいながらも幸せを感じる時間が徐々に増えてきました。(Being ○)
幸せそうにしている彼のまわりには、少しずつ新しい友人が増えてきて、楽しく暮らせるようになってきました。(Doing ○)
その人間関係から、仕事も増えて、お金にも困らないようになりました。(Having ○)
あとは、Being/Doing/Havingの3つの繰り返しと相乗効果が続いて現在に至っているそうです。

生き方は人それぞれです。
Having→Doing→Beingと目指すのもいいでしょう。

ただ、アルファベットの順番通りB→D→Hのほうが自然に感じられるというのが、多くの方の相談を受けてきた私の素直な感想です。

もし、H→D→Bを目指していて、うまくいっていない人がいたら、アルファベット順に自然に考えてみてもいいかもしれませんね。

敬老の日ですから、幸せそうにしているお年寄りに、その秘訣を聞いてみてもいいかもしれません。
「お年寄りは図書館」という言葉があるくらいですから。

P.S. 今年、私はあるビジネスの中断により、200万円ほどの損失を被りました。
   私の総資産から考えると大打撃です。
   でも友人・知人達の応援や励ましのお陰もあって、不幸とは感じず、
   むしろ、そういう人達に恵まれていることを実感して幸せな気持ちでいられます。
   このメルマガを読んだり、感想を下さったりする方々にも支えてもらっています。
   いつもありがとうございます。
   改めて今日お礼を言わせてください。

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vol.8「時の流れ」

こんにちは。
清水 空(Sola Shimizu)です。

mixiでも少し書いたのですが、
先日、大切な人と久し振りに会ってきました。

大切な人ほど、久し振りに会うのは怖いと感じます。
あの時とは、お互い成長し変化しています。
「あの頃と同じ感覚では会えなくなっているんじゃないか?」
そんな怖さがあるのです。

これが時の流れが持っている1つの面でしょうね。

話しは変わりますが、
赤塚不二夫さんの葬儀の際のタモリさんの弔辞に感動した人も多いかもしれませんね。

あれが8月7日のことでした。
そのとき、日常の中で受け入れられないことがあった人も、
「これでいいのだ」という言葉に随分と助けられたのではないでしょうか。

それから僅か10日あまり。
今また受け入れられないことや我慢できない気持ちが芽生えたりすることもあるかもしれません。

それが、時の流れが持っているもう1つの面でしょう。

でも、忘れてもいいのです。
「忘れる」のは本来人間が持っている機能です。
これがあるからこそ、辛い記憶だって、薄くなっていくのです。

時の流れが持つ2つの面、「成長」と「忘却」。
どうせなら、自分を責めるために使うのではなく、
自分をラクにするために活用してみませんか?

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