今日は松下幸之助さんの言葉を紹介させて頂きます。
『人には燃えることが重要だ。
燃えるためには薪が必要である。
薪は悩みである。
悩みが人を成長させる。』
悩みのない人っているのでしょうか?
あなた自身の過去を振り返ってみて、どう思いますか?
悩みの無かった時期ってあまりなかったとは思いませんか?
人はその時その時に応じた悩みが何かしらあるものです。
5歳の頃の悩みは「アンパンマンのお菓子買ってもらなかった。」
初恋の頃は「なんで私の好きな気持ちわかってもらえないのかな?」
社会人になりたての頃は「お客様と話すの緊張する。イヤだな。」
後輩や部下ができると「どうして言う通りに働いてくれないのかな。」
結婚したら「何で結婚前とこんなに違うの?」
子供が授かったら「育児って大変だったんだな。」
もう一つお伺いします。
自分が成長した時ってどんな時でしたか?
悩みはありませんでしたか?
高い灰色の壁を乗り越えようとしたときだったりしませんか?
「欲しいままにお菓子を買ってもらっていたら、ワガママな人間になっていただろう」
「振られたけれど、あの人と出会えかたら学べたことがあった」
「会社員時代にたくさん失敗した経験が、独立してからとても役に立った」
「結婚当初のケンカばかりの時期があったからこそ、今ではお互い理解しあえるようになれた」
無理に悩む必要はありませんが、悩みというものは人が成長するチャンスであるのも事実です。
たとえ解決できなかったとしても大丈夫です。逃げなければ。
結果はどうあれ、悩みに立ち向かおうとすることのほうが大切です。
弱気になったとき、松下幸之助さんのこの言葉を思い出してみてもいいかもしれませんね。