vol.20「映画」

2015 年 2 月 18 日

vol.20「映画」
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こんにちは。
清水 空(Sola Shimizu)です。

 

大阪から帰ってきました。
天気、出会い、美味しいものにも恵まれて
楽しい時間を過ごすことができました。

 

大阪の繁華街を歩きながら、映画の案内がやたら気になりました。
「レッドクリフ」
「ハンサム・スーツ」
「ブタがいた教室」
「恋愛上手になるために」
「青い鳥」

 

と同時に淀川長治さんのことを思い出しました。
亡くなられたのが丁度10年前。1998年11月。
「日曜洋画劇場」の「さいなら、さいなら」のセリフで有名でしたね。

 

淀川さんは亡くなる前、テレビ番組でこんなことをおっしゃっていました。

 

「僕はね、家庭環境がとても複雑だったの。
 普通なら、グレていたの。
 でも、毎日映画に連れていってもらって、
 映画から力をもらっていて。
 僕がグレなかったのは、映画のおかげ。
 だから、みんなに映画を観てもらいたいの。」

 

私はちょうど辛い時期に聞いた言葉でした。
それ以来、ほぼ毎日、映画館に通いました。
泣いたり笑ったり元気をもらったりしながら、元気になれたものです。
私も映画に救われ、淀川さんに救われたようなものです。

 

映画には、本気で制作している人達の気持ちがこめられているように感じます。
それが見ている人に伝わってきて、感動させたり、エネルギーを与えてくれたりするのでしょうね。

 

映画が誰にでもいいかというとそうとも言い切れません。
絵画、音楽、陶器、講演、舞台。
人によってそれは違うでしょう。
“部下が作った仕事の資料"に感動する人もいます。

 

感動が多いほど幸せになれます。

 

自分にあった「魂のこもった作品」に触れてみませんか?

 

じゃあ、今日はこのへんで。さいなら、さいなら、さいなら。

 

清水 空(Sola Shimizu)

 

P.S.
皆さんの最近のお勧め映画を教えてください。
個人的には「ブタがいた教室」に惹かれます。